mBlock【文法】

【mBlock】変数(第10回)

変数のプログラムについて学びます。

準備をしよう

下のURLをクリックして、mBlockを開いてください。
https://ide.mblock.cc/

学習内容

初めての方は、以下をご確認ください。

このスプライトのみ

mBlockでは、「このスプライトのみ」と「すべてのスプライト用」の2種類の変数を作ることができます。コードでも、書き方が分かれます。

ここでは、「このスプライトのみ」を紹介します。

(変数)を〇にする

mBlockでのコーディングは、Pythonで書きます。

Pythonはシンプルな書き方になっていて、変数名を書けば変数ができます。そこに「=」の代入演算子を使って、値を入れます。

例えば、得点用の変数「score」を「0」にする場合、以下のように書きます。

score = 0

(変数)を〇ずつ変える

「ずつ変える」の方は、現在の値から増減する、という形になります。

先ほどの例で、変数「score」を「1」ずつ変える場合、以下のように書きます。

score = score + 1

右辺の「score」は、今の得点の値です。そこに+1して、再度同じ変数に入れ直します。

こうすることで、「1ずつ変える」を実現しています。

やってみよう

ここまでの内容をやってみましょう。

前に学習した「繰り返し」と組み合わせて、変数「score」が1秒ごとに1ずつ増える、のを3回繰り返すプログラムを作りたいと思います。

練習

ここでは、実行結果が確認できるように、変数を「〇と言う」で表示させます。

mBlockに以下のコードを入れて、実行してみましょう。

import time

score = 0
for count in range(3):
    score = score + 1
    sprite.say(score)
    time.sleep(1)

※「time.sleep(1)」は、1秒待つ

実行結果

変数が、0、1、2、3と変化したのに合わせて、「1、2、3」と言いました。

すべてのスプライト用

次に「すべてのスプライト用」です。

これは、どのスプライトでの使える変数で、スプライトで共有される変数になります。

※ 2023年10月現在の状況で、機能が不安定でうまくいかないことがありますので割愛します。

まとめ

以上になります。今回は、変数について扱いました。

実際にコードを打ち込んで試していくと、コーディングを自然に覚えられます。

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