mBlock【文法】

【mBlock】乱数(第6回)

乱数について学びます。

準備をしよう

下のURLをクリックして、mBlockを開いてください。
https://ide.mblock.cc/

学習内容

初めての方は、以下をご確認ください。

乱数とは

ある範囲を決めて、その範囲からランダムに取得された数を「乱数」と呼びます。

サイコロが良い例で、「1~6」の範囲から、ランダムに数を選んでいます。

使ってみよう

実際に乱数を使ってみましょう。

random.randint(1, 10)

意味

「1」~「10」の範囲の中から、ランダムに選んで取得する

ブロック

以下のブロックと同じ動きです。

練習

ここでは、計算結果が確認できるように、「sprite.say()」を使います。

引数に計算式を入れて、実行していきます。

mBlockに以下のコードを入れて、実行してみましょう。

(「random」を使う場合、文頭でモジュールをインポートする必要があります。)

import random
sprite.say(random.randint(1, 10))
実行結果

「1」~「10」のいずれかをいえば、OKです。

「random.randint(1, 10)」の式が、ランダムに選ばれた数字に化けて、表示されました。

使われる場面

乱数は、プログラミングで何かを作ろうとしたとき、よく使われます。

例えば、ガチャやビンゴなどのゲームを作るときに、ランダムに何かを選ぶような仕組みは、この乱数を利用して作られています。

また一般にゲーム作る場合、敵を登場させますが、敵が左右に動いたり、ジャンプさせたりしますが、予想できないような気まぐれな動きにしたいです。このときに使うのも乱数です。

適当に出た数に応じて、所定の動きを与えることで、気まぐれな動きが実現できるわけです。

まとめ

以上になります。今回は、乱数について扱いました。

実際にコードを打ち込んで試していくと、コーディングを自然に覚えられます。

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