リストとは
複数のデータを保存できるデータ構造です。
変数が「データを保存できる箱」に対して、「データを複数保存できる棚」と捉えると分かりやすいです。
参考に下のプロジェクトを用意したので、どんな動きになるか実行してみてください。
入力待ちの枠に単語を入れると、それがリストに保存されていきます。
枠外を一度クリックしてスペースキーをおすと、リスト内の単語をランダムに言います。
リストを作る
「変数」カテゴリーの中にある「リストを作る」をクリックします。
出てきた画面に名前を入れて「OK」を押して下さい。ここでは「単語」という名前にしておきます。
リストは、あらかじめ名前をつけて、どんなデータを管理しているのかを分かりやすいようにしておきます。
リストを作ると、リストに関するブロックが追加されます。
リストを使う
リストのすべてを削除
まずはリスト内のデータをすべて削除しておきます。
削除のためには「(リスト)のすべてを削除する」ブロックを使います。
これで、リストを空の状態からスタートできます。
リストにデータを追加
次にリストにデータを追加します。ここでは、入力待ちにして、入力されたデータをリストに追加しています。
データを追加するためには「〇を(リスト)に追加する」ブロックを使います。
リストのデータを取り出す
次にリストのデータを取り出します。ここでは、データを取り出して、「〇と言う」につなげることで、データが取れているかを確認しています。
データを取り出すためには「(リスト)の〇番目」ブロックを使います。
「〇番目」の〇のところに数字を指定することで、その番目のデータが取れます。
リストの長さ
「リストの長さ」とは、そのリストに入っている「データの数」を指します。リストにデータが3つ入っていれば、そのリストの長さは「3」になります。
ここでは、乱数を使って、「1から”(リスト)の長さ”までの乱数番目」としています。リストの長さは、そのときのリストのデータ数によって変わるので、このようにすると状況に合わせたプログラムになります。
これで、リスト内のデータを適当に選んで言う、というプログラムが作れます。
まとめ
以上になります。リストはデータを複数入れられる棚で、そこにデータを入れたり、取り出したりすることができます。今回の記事で覚えていきましょう。