Scratch【初級】

【初心者向け】キャッチゲームの作り方(第4回)

対象:初心者向け
ブロック数:40こ
※ブロックの組み方がよくわからない方は、コチラ

完成品の確認

操作方法

左キー:左に動く
右キー:右に動く

上から卵が落ちてくるので、左右に移動してキャッチします。10秒間下につかなければクリアです。

準備をしよう

下のURLをクリックして、スクラッチを開いてください。
https://scratch.mit.edu/projects/798153688/editor

プログラミングする

「ケンちゃん」のプログラム

初めの設定

まずは、ゲームスタート時の初めの状態を設定しておきます。位置や大きさなどを定めます。

左右キーで動かす

次に、ケンちゃんを左右キーで動かせるようにします。

「ずっと+もし」で、右キーと左キーの場合を作っています。

10秒でゲームクリア

10秒後に、クリアの音を鳴らして、ゲームを止めます。

「スプライトの他のスクリプトを止める」ブロックは、別の記事で詳しく解説しています。

「スプライトの他のスクリプトを止める」ブロック

「アウト」を受け取ったとき、ゲームオーバー

「たまご」から送られる「アウト」というメッセージを受け取ったら、アウトの音を鳴らして、ゲームを止めます。

プログラム確認

緑の旗を押して、動きを確認してください。以下が確認できればOKです。

  • ケンちゃんが左右キーで動かせる
  • 10秒後、ゲームクリアになる

ケンちゃんのプログラムはこれで完成です。

「たまご」のプログラム

上から落ちてくる

下のプログラムを作りましょう。

まずは、y座標を「115」にして上の方に設定します。そこから「-7」ずつ変えていくことで、落としているように見せます。

x座標を「-180から180までの乱数」とすることで、横の適当な位置に設定することができます。

乱数については、別の記事で詳しく解説しています。
乱数について

キャッチできるようにする

もしケンちゃんに触れたら、キャッチ音を鳴らして上の方に戻すことで、キャッチしているように見せます。

先ほどの「ずっと」の中に、以下のかたまりを追加してください。

下端についてたら、「アウト」を送る

下のプログラムを作って、ずっとの中の、先ほどのかたまりのすぐ下に挿入します。

もし下端に触れたら、「アウト」を送ります。ゲームオーバーの具体的なプログラムは、メッセージ「アウト」を送った先(ケンちゃん)で作っています。

メッセージについては、別記事で詳しく解説しています。

メッセージの使い方

ここで注意なのは、「アウトを送って待つ」になっている点です。これで送り元の方は、送り先のプログラムがすべて終わるまでストップします。

最後に、下のプログラムを入れておきましょう。

これにより、クリアしたら「たまご」の動きが止まります。

プログラム確認

緑の旗を押して、動きを確認してください。以下が確認できればOKです。

  • たまごが上から下に落ちてくる
  • ケンちゃんに当たると、キャッチされる
  • 下端に当たるとアウトになる

これでこのゲームは完成です。おめでとうございます。

すべてのプログラム(完成コード)

リミックスのポイント

音を変える

「たまご」をキャッチしたときの音を変えてみましょう。自分の好みの音に変えることで、一層楽しくなります。

音を変えるときは、まずスプライトに音を追加する必要があります。追加すると、上図赤枠をクリックしたときに、メニューでその音が出てきます。

音の追加方法は、別記事で詳しく解説しています。

音の追加

今回は、初級の第4回ということで、「キャッチゲーム」を紹介しました。次回もお楽しみに♪

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