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【JavaScript】配列(第5回)

配列についての学習をします。

準備をしよう

下のURLをクリックして、「paiza.IO」を開いてください。
https://paiza.io/ja/projects/new

学習内容

配列とは

配列とは、複数のデータをまとめるための仕組みです。

学習上のイメージとしては、「棚」です。棚には段があるので、何段目かを指定してデータを入れておいたり、取り出して使ったりすることができます。

配列に入っている1つ1つのデータのことを「要素」といいます。また棚段の番号を「インデックス」や「添え字」といいます。インデックスは「0」から始まるので注意が必要です。

例えば、配列「フルーツ」の中に、順番に「”りんご”」「”みかん”」「”すいか”」という文字列データが入っているとすると、「”りんご”」は「0」番目、「”みかん”」は「1」番目、「”すいか”」は「2」番目、ということになります。

配列の初期化

配列の初期化を行います。

イメージ

「fruits」という棚に、”りんご”、”みかん”、”すいか”の3つの要素を入れます。

書き方

以下のように書きます。

  1. 配列を代入するための変数です。
  2. “apple”、”orange”、”melon”の3つの要素が入った配列を生成しています。[]は、配列を生成するための特別な記号です。(let fruits = []、とすると要素が空の配列を作成します)

※ 右辺で配列を生成し、左辺の変数に代入しています。配列を変数に代入する、というのは変な気もしますが、そのように理解してください。

練習

paiza.IOに、以下のコードを入れて下さい。

let fruits = ["apple", "orange", "melon"]

配列要素の取得

配列内の要素にアクセスするためには、以下のように書きます。

例えば、先ほどの配列「fruits」の「0」番目にある”apple”にアクセスしたいときは、下のように書きます。(※要素番号は、先頭が「0」から始まることに注意)

それでは、配列内の要素を表示します。console.log()を使います。

書き方

以下のように書きます。

  1. 「console.log()」で、()内のデータをコンソール画面に表示します。
  2. 「配列名[要素番号]」で要素が取得できます。「0」番目は”apple”が入っているので、「apple」と表示されます。
練習

paiza.IOに、以下のコードを入れて下さい。

console.log(fruits[0]);
実行結果

コードを実行してみましょう。

apple

※ fruits[1]、fruits[2]も確認してみて下さい。要素がない fruits[3] も試してみるとよいです。

要素数の取得

配列は、その要素数を扱えると便利なことが多いです。

要素数の取得について、見ていきましょう。

書き方

以下のように書きます。

さきほどの例の場合、配列「fruits」の要素数の取得は、以下のようになります。

練習

paiza.IOに、以下のコードを入れて下さい。例のように、console.log()で確認しましょう。

console.log(fruits.length);
実行結果

コードを実行してみましょう。

3

コード全体

練習
let fruits = ["apple", "orange", "melon"]

console.log(fruits[0]);
console.log(fruits[1]);
console.log(fruits[2]);
console.log(fruits[3]);

console.log(fruits.length);
実行結果
apple
orange
melon
undefined
3

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

まとめ

以上になります。今回は配列についてお伝えしました。

配列の初期化をする、配列の要素を取り出す、という使い方が基本です。概念と使い方を理解したら、どんどん自分で書いてみてください。自然と身についていきます。

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