MakeCode Arcade【初級】

【初心者向け】避けゲームの作り方(第3回)

対象:初心者向け
ブロック数:27こ

完成品の確認

操作方法

左右キー: 左右に動く

上からへびが落ちてくるので、左右に移動して避けます。10秒間避けきれたらゲームクリアです。

準備をしよう

下のURLをクリックして、アーケードを開いてください。
https://arcade.makecode.com/S57509-05983-17599-91640

出てきた画面の上にある「Edit Code」ボタンを押して、プロジェクトを開いてください。

プログラミングする

初めの設定

スプライトの設定

まずは、メインプレイヤーとして「いぬ」を出して、以下の設定をします。
・スプライトの設定
・位置の設定
・上下左右に動かす

以下のようにブロックを入れて下さい。

スプライトの設定については、別の記事で詳しく解説しています。

スプライトの設定について

タイルマップの設定

今回は、タイルマップを使います。

タイルマップの設定については、別の記事で詳しく解説しています。

タイルマップの設定について

地面として画面の下方に壁のタイルを並べたようなステージを作ります。
以下のように作って下さい。

背景画像の設定

背景画像も設定します。タイルマップと一緒に使って重ねるように設定します。

背景を設定するには、以下のブロックを使います。

カウントダウン

カウントダウンを「10」から始めるようにします。

プログラム確認

「▶」を押して、動きを確認してください。以下が確認できればOKです。

  • 「いぬ」が画面中央下に登場する
  • 「いぬ」を上下左右キーで動かせる
  • 壁のタイルが画面下に並んでいる
  • カウントダウンの「10」が画面中央上に出ている

初めの設定は、これで完成です。

へびが上から落ちてくる

ずっと繰り返す

「ずっと」と「一時停止」ブロックを使います。

一時停止の間隔は、以下のように変更して「1秒間」にしておきます。

へびが上から落ちてくる

プロジェクタイルとして、へびを作成します。タイプは、「Enemy」にしておきます。

縦は高い位置から、横はランダムに出るように設定します。

プロジェクタイルの設定については、別の記事で詳しく解説しています。

プロジェクタイルの設定について

アニメーションをつける

へびが口をパクパクするようなアニメーションをつけます。

「高度なブロック」をおして、カテゴリ「アニメーション」を出し、以下のブロックを使います。このブロックを、へびを登場させたブロックのすぐ下に入れます。

「フレーム」は後で設定するとして、以下の項目を埋めます。

  • アニメート: へび
  • 間隔: 100(0.1秒ごと)
  • ループ: オン

次にフレームを設定します。右にフレームのコマが表示されるようになっています。

ギャラリーの上の方には、「ビデオマーク」のついた素材がありますので、下図のようにへびを選びます。マウスポインターを当てると、デモでアニメーションが動きます。

これで、一気にコマが入りました。ビデオマークの素材は、複数のコマをまとめたものになっているので、選択するとすぐにアニメーションが作れます。

OKであれば、「完了」をおしてアニメーション完成です。このようにアーケードの場合、アニメーションをとても作りやすくなっています。

プログラム確認

「▶」を押して、動きを確認してください。以下が確認できればOKです。

  • へびが上から1秒ごとに出てきて、落ちてくる
  • 1つずつ横の位置が異なっている
  • 下の壁のタイルに当たったら消える
  • へびにパクパクのアニメーションがかかっている

へびが上から落ちてくるところは、これで完成です。

ゲームクリア・オーバー

まずはゲームクリアですが、10秒のカウントダウンが終わったらクリア、という設定なので、カウントダウンが終了したときに「game over(勝ち)」になるようにします。

つぎにゲームオーバーですが、タイプ「Player」とタイプ「Enemy」が重なった時に、「game over(勝ち)」になるようにします。

プログラム確認

「▶」を押して、動きを確認してください。以下が確認できればOKです。

  • カウントダウン終了後、ゲームクリアになる
  • いぬがへびに当たると、ゲームオーバーになる

これでゲーム完成です。おめでとうございます。

すべてのプログラム(完成コード)

リミックスのポイント

へびのスピードを変える

以下の数字を変えると、へびのスピードを速くできます。

アニメーションの間隔を変える

以下のように数字を変えると、へびのアニメーションを遅くできます。

まとめ

初級の第3回「避けゲーム」を紹介しました。アニメーションの使い方が学べました。

次回もお楽しみに♪

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