MakeCode Arcade【初級】

【初心者向け】収集ゲームの作り方(第4回)

対象:初心者向け
ブロック数:34こ

完成品の確認

操作方法

上下左右キー: 上下左右に動く

リンゴとレモンが出てくるので、上下左右に動かして収集します。20秒間でどれだけ取れるかを競います。

準備をしよう

下のURLをクリックして、アーケードを開いてください。
https://arcade.makecode.com/S57509-05983-17599-91640

出てきた画面の上にある「Edit Code」ボタンを押して、プロジェクトを開いてください。

プログラミングする

初めの設定

メインスプライトの設定

今回は画面の外に行かない設定をします。以下のブロックを使います。

カテゴリ「スプライト」 > 「エフェクト」

まずは、メインプレイヤーとして「さる」を出して、以下の設定をします。

  • スプライトの設定
  • 位置の設定
  • 画面の外に行かないようにする
  • 上下左右に動かす

以下のようにブロックを入れて下さい。

スプライトの設定については、別の記事で詳しく解説しています。

スプライトの設定について

サブスプライトの設定(リンゴ、レモン)

サブスプライトとして、リンゴとレモンを出します。

タイプを「Food」にして、以下のようにブロックを入れて下さい。

画面のランダムの位置に出るようにしています。画面のランダムの位置にするには、xは「10~150」、yは「10~110」にします。

背景画像の設定

背景画像を設定します。以下のものに設定してください。

カウントダウン

スコアは「0」から始め、カウントダウンは「20」から始めるようにします。

以下のようにブロックを入れて下さい。

プログラム確認

「▶」を押して、動きを確認してください。以下が確認できればOKです。

  • 「さる」が画面中央に登場する
  • 「さる」を上下左右に動かせる
  • 「リンゴ」と「レモン」が画面のランダムの位置に登場する
  • スコアが画面右上に「0」と表示される
  • カウントダウンが画面上にの「20」と表示される

初めの設定は、これで完成です。

リンゴとレモンを拾えるようにする

「拾う」という動作を実現するためには、以下のような動きを順番に行います。

  • スコアを上げる
  • 別の位置に移動させる(拾われた方)
  • 効果音を鳴らす
  • 拾ったアクションをつける(拾った方)

以下のブロックを入れて下さい。

「重なったとき」ブロックのタイプを、「Player」と「Food」にしておくのがポイントです。

「さる」は「Player」タイプで、「リンゴ」と「レモン」は「Food」タイプなのです。そのため「さる」が「リンゴ」か「レモン」に重なったときに、このブロックが動くことになります。

「otherSprite」が「〇の位置を~にする」ブロックに入っていますが、「otherSprite」は重ねられた方、つまり「リンゴ」か「レモン」を指していますので、結局これらの位置を再度設定していることになります。

最後の「say」ブロックは、スプライトに何かを言わせるブロックですが、ここには「sprite」が入っていますが、こちらは重ねた方、つまり「さる」を指していますので、「さる」に何かを言わせています。

プログラム確認

「▶」を押して、動きを確認してください。以下が確認できればOKです。

  • 「さる」が「リンゴ」か「レモン」に触れると、以下のようになる

ー スコアが1上がる

ー 「リンゴ」か「レモン」の位置が変わる

ー 効果音が鳴る

ー 「さる」からニコニコのセリフが出る

これでゲーム完成です。おめでとうございます。

すべてのプログラム(完成コード)

リミックスのポイント

さるのスピードを変える

以下の数字を変えると、さるの移動スピードを速くできます。

背景を変える

以下のように背景を変えると、より面白くなります。

まとめ

初級の第4回「収集ゲーム」を紹介しました。「重なったとき」ブロックの使い方をより深く学べました。

次回もお楽しみに♪

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