Scratch【中級】

【中級者向け】三択当てゲームの作り方(第7回)

対象:中級者向け
ブロック数:77こ

完成品の確認

操作方法

左右キー:選択肢を選ぶ
スペースキー:決定

3本の木のどれかにケンちゃんが隠れているので、どれかを当てるゲームです。5回中いくつ正解できるかを競います。

準備をしよう

下のURLをクリックして、スクラッチを開いてください。
https://scratch.mit.edu/projects/811499819/editor

プログラミングする

「ケンちゃん」のプログラム

初めの設定、ゲームのオープニング

下のプログラムを入れて下さい。

初めの設定では、変数「回」と「正解数」に初期値を入れておきます。

そのあと、最前面にして「ケンちゃん」が見せるようにして「ケンちゃんを当ててね」と言わせた後、最背面にして、木に隠します。

回の開始

下のプログラムを、先ほどの続きに入れて下さい。

今回は「5回」ゲームをするので、ここからの処理を「5回」繰り返しています。

「回」の開始時にメッセージ「開始」を送り、変数「回」を1上げています。

「スペースキーが押されるまで待つ」を入れて、木を選ぶ時間にします。

「ケンちゃん」を3つの木のどこかに置く

下のプログラムを入れてください。

変数「位置」に、1~3までのランダムな数を入れて、その数によって3か所のどこかに決まるようにしています。

決定後の処理

下のプログラムを「スペースキーが押されたまで待つ」の次に追加してください。

メッセージ「決定」を送ります。これは、木で受け取りますので、具体的な処理は後で作ります。

その後、判定をします。正解なら「正解数」を増やします。

結果発表

下のプログラムを、さらに追加してください

「〇と〇」ブロックは、2つの文字をつなげるブロックです。これで正解数を言って、終わってくれます。

プログラム確認

緑の旗を押して、動きを確認してください。以下が確認できればOKです。

  • 5回プレイできる
  • 回ごとに「ケンちゃん」が3か所のどこかにランダムで移動する
  • 正解 or 間違いになる
  • 最後に、正解数を言う

まだ他ができていないので動かしてもよく分かりませんが、なんとなく合っていればOKです。

「ケンちゃん」のプログラムはこれで完成です。

「矢印」のプログラム

初めの設定、「開始」時の場所

下のプログラムを入れて下さい。

初めの設定で真ん中に来るようにして、「開始」が送られたときも、真ん中に戻るようにしています。

左右キーで動かせる

下のプログラムを入れて下さい。

もともと「x=0」の位置にいて、最初に右キーを押すと、「x=150」の位置に来ます。なので、もう一度右キーを押すと、「もし」の中に入り、何もしないようになります。左キーも同様です。

プログラム確認

緑の旗を押して、動きを確認してください。以下が確認できればOKです。

  • 左右キーを押すと、「矢印」を左右に動かせる

「矢印」のプログラムはこれで完成です。

「木」のプログラム

初めの設定、クローンを作る

木は3つあります。

それぞれ下のプログラムを入れて下さい。

高さは同じ「y= -160」ですが、左の木は「x= -150」、中央の木は「x= 0」、右の木は「x= 150」となります。

メッセージ「開始」、「決定」を受け取ったとき

3つの木それぞれに、下のプログラムを入れて下さい。

「開始」が送られたときは、幽霊の効果を消して、木を見えるようにします。

「決定」が送られたときは、裏にいる「ケンちゃん」を見せるので幽霊の効果をかけて、木は消えるようにしています。

プログラム確認

緑の旗を押して、動きを確認してください。以下が確認できればOKです。

  • 回の開始時は、木が見えて、「ケンちゃん」を隠している
  • スペースキーを押して決定後は、木が消えて「ケンちゃん」が見える

「木」のプログラムはこれで完成です。

おめでとうございます。これでゲーム完成です。

すべてのプログラム(完成コード)

リミックスのポイント

ゲームの「回」数を変える

下の数字を変えてみましょう。ゲームの「回」数が変わります。

今回は、中級の第7回ということで、「三択当てゲーム」を紹介しました。次回もお楽しみに♪

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