完成品の確認
準備をしよう
下のURLをクリックして、スクラッチを開いてください。
https://scratch.mit.edu/projects/811499819/editor
プログラミングする
「ケンちゃん」のプログラム
初めの設定、ゲームのオープニング
下のプログラムを入れて下さい。
初めの設定では、変数「回」と「正解数」に初期値を入れておきます。
そのあと、最前面にして「ケンちゃん」が見せるようにして「ケンちゃんを当ててね」と言わせた後、最背面にして、木に隠します。
回の開始
下のプログラムを、先ほどの続きに入れて下さい。
今回は「5回」ゲームをするので、ここからの処理を「5回」繰り返しています。
「回」の開始時にメッセージ「開始」を送り、変数「回」を1上げています。
「スペースキーが押されるまで待つ」を入れて、木を選ぶ時間にします。
「ケンちゃん」を3つの木のどこかに置く
下のプログラムを入れてください。
変数「位置」に、1~3までのランダムな数を入れて、その数によって3か所のどこかに決まるようにしています。
決定後の処理
下のプログラムを「スペースキーが押されたまで待つ」の次に追加してください。
メッセージ「決定」を送ります。これは、木で受け取りますので、具体的な処理は後で作ります。
その後、判定をします。正解なら「正解数」を増やします。
結果発表
下のプログラムを、さらに追加してください
「〇と〇」ブロックは、2つの文字をつなげるブロックです。これで正解数を言って、終わってくれます。
プログラム確認
緑の旗を押して、動きを確認してください。以下が確認できればOKです。
- 5回プレイできる
- 回ごとに「ケンちゃん」が3か所のどこかにランダムで移動する
- 正解 or 間違いになる
- 最後に、正解数を言う
まだ他ができていないので動かしてもよく分かりませんが、なんとなく合っていればOKです。
「ケンちゃん」のプログラムはこれで完成です。
「矢印」のプログラム
初めの設定、「開始」時の場所
下のプログラムを入れて下さい。
初めの設定で真ん中に来るようにして、「開始」が送られたときも、真ん中に戻るようにしています。
左右キーで動かせる
下のプログラムを入れて下さい。
もともと「x=0」の位置にいて、最初に右キーを押すと、「x=150」の位置に来ます。なので、もう一度右キーを押すと、「もし」の中に入り、何もしないようになります。左キーも同様です。
プログラム確認
緑の旗を押して、動きを確認してください。以下が確認できればOKです。
- 左右キーを押すと、「矢印」を左右に動かせる
「矢印」のプログラムはこれで完成です。
「木」のプログラム
初めの設定、クローンを作る
木は3つあります。
それぞれ下のプログラムを入れて下さい。
高さは同じ「y= -160」ですが、左の木は「x= -150」、中央の木は「x= 0」、右の木は「x= 150」となります。
メッセージ「開始」、「決定」を受け取ったとき
3つの木それぞれに、下のプログラムを入れて下さい。
「開始」が送られたときは、幽霊の効果を消して、木を見えるようにします。
「決定」が送られたときは、裏にいる「ケンちゃん」を見せるので幽霊の効果をかけて、木は消えるようにしています。
プログラム確認
緑の旗を押して、動きを確認してください。以下が確認できればOKです。
- 回の開始時は、木が見えて、「ケンちゃん」を隠している
- スペースキーを押して決定後は、木が消えて「ケンちゃん」が見える
「木」のプログラムはこれで完成です。
おめでとうございます。これでゲーム完成です。
すべてのプログラム(完成コード)
リミックスのポイント
ゲームの「回」数を変える
下の数字を変えてみましょう。ゲームの「回」数が変わります。
今回は、中級の第7回ということで、「三択当てゲーム」を紹介しました。次回もお楽しみに♪