完成品の確認
スペースキー：攻撃する
左右キー：左右移動
上キー：ジャンプする
相手の攻撃を避けながら、こちらの攻撃を当てていきます。「敵HP」が0になれば勝ち、「味方HP」が0になれば負けです。
準備をしよう
下のURLをクリックして、スクラッチを開いてください。
https://scratch.mit.edu/projects/826982240/editor/
プログラミングする
「味方」のプログラム
初めの設定、重力をかける
下のプログラムを入れて下さい。
まずは、画面左下に配置しておきます。
ずっとで、茶色に触れていたら何もしない、触れていなければ下に落ちる、とプログラムを入れています。これで重力がかかったようにできます。
左右上キーで操作
下のプログラムを入れて下さい。
ずっとの中に「敵へ向ける」を入れておくことで、常に敵の方を向かせることができます。
あとは、左右上キーをおしたときのそれぞれの処理を「もし」で作れば、左右移動、ジャンプの動きが作れます。
スペースキーで攻撃
下のプログラムを入れて下さい。
スペースキーを押すと、コスチュームが変わるようにしています。
あとで「敵」の中にダメージを受けるプログラムを作りますが、味方のコスチュームが「dinosaur2-d」のときにダメージが食らうようにします。
ダメージを食らう
最後に、下のプログラムを入れてください。
変数「味方HP」を作成し、初期値を「10」にしておきます。
敵に触れていて、さらに敵のコスチュームが「4」、つまり「dinosaur4-d」なら、変数の値を「-1」して、1秒間半透明にしています。
ゲームオーバー
下のプログラムを、さきほどのプログラムに追加してください。
ダメージを食らったとき、変数「味方HP」が「0」ならゲームオーバーの処理を追加しています。
ゲームクリア
下のプログラムを入れて下さい。
「敵」からのメッセージを受け取って、ゲームクリアにしていきます。
プログラム確認
緑の旗を押して、動きを確認してください。以下が確認できればOKです。
- 左右キーで、移動できる
- 上キーで、ジャンプできる
- ジャンプ後、重力がかかって地面まで落ちる
- スペースキーで、コスチュームが変わる
「味方」のプログラムはこれで完成です。
「敵」のプログラム
初めの設定、重力をかける
下のプログラムを入れて下さい。
まずは、画面右下に配置しておきます。重力の作りは、「味方」と同じです。
「味方」に向ける
下のプログラムを入れて下さい。
ずっと「味方」に向けます。
また後のプログラムで必要になるので、変数「敵向き」を作っておきます。
「敵」自身の角度がプラスなら全て「90」、マイナスなら「-90」にしています。
ランダムに動かす
下のプログラムを入れて下さい。
変数「動き種類」を作って、「1～5」のどれかの数になるようにしておきます。
その後、3つの分岐を作ります。「1」ならジャンプ、「2」なら後ろに下がる、それ以外（「3」～「5」）なら前に進む、としています。
ランダムに攻撃させる
下のプログラムを入れて下さい。
変数「攻撃種類」を作って、「1～3」のどれかの数になるようにしておきます。このうち「1」ならコスチュームを「dinosaur4-d」にし、それ以外なら何もしません。
「味方」の方で、「敵」に触れていてさらにコスチュームが「4」＝「dinosaur4-d」ならダメージを食らう、というプログラムを作っていますので、これで「味方」に攻撃ができます。
ダメージを食らう
下のプログラムを入れて下さい。
変数「敵HP」を作って、初期値を「10」にしておきます。
「味方」でも同じように作りましたが、「味方」に触れていてさらにそのコスチュームが「4」＝「dinosaur2-d」なら、ダメージを食らうようにしています。
ダメージを食らったときに、変数「敵HP」が「0」になったら、メッセージ「勝ち」を送っています。「味方」で受け取って、ゲームクリアの処理を作っています。
プログラム確認
緑の旗を押して、動きを確認してください。以下が確認できればOKです。
- 「敵」が、ランダムに自動で動く（進む、後退する、ジャンプする）
- 「敵」が、ランダムに攻撃してくる
- 「味方」からダメージを受ける
- 「味方」にダメージを与える
- 「味方HP」が0になったら、ゲームオーバーになる
- 「敵HP」が0になったら、ゲームクリアになる
「敵」のプログラムはこれで完成です。
おめでとうございます。これでゲーム完成です。
すべてのプログラム（完成コード）
リミックスのポイント
「敵」の動きを活発にする
下の数字を変えてみましょう。動きが活発になります。
「敵」の攻撃が多く出るようにする
下の数字を変えてみましょう。敵の攻撃が多くなります。
今回は、上級の第2回ということで、「格闘ゲーム」を紹介しました。次回もお楽しみに♪
