準備をしよう
下のURLをクリックして、mBlockを開いてください。
https://ide.mblock.cc/
学習内容
このスプライトのみ
mBlockでは、「このスプライトのみ」と「すべてのスプライト用」の2種類の変数を作ることができます。コードでも、書き方が分かれます。
ここでは、「このスプライトのみ」を紹介します。
(変数)を〇にする
mBlockでのコーディングは、Pythonで書きます。
Pythonはシンプルな書き方になっていて、変数名を書けば変数ができます。そこに「=」の代入演算子を使って、値を入れます。
例えば、得点用の変数「score」を「0」にする場合、以下のように書きます。
score = 0
(変数)を〇ずつ変える
「ずつ変える」の方は、現在の値から増減する、という形になります。
先ほどの例で、変数「score」を「1」ずつ変える場合、以下のように書きます。
score = score + 1
右辺の「score」は、今の得点の値です。そこに+1して、再度同じ変数に入れ直します。
こうすることで、「1ずつ変える」を実現しています。
やってみよう
ここまでの内容をやってみましょう。
前に学習した「繰り返し」と組み合わせて、変数「score」が1秒ごとに1ずつ増える、のを3回繰り返すプログラムを作りたいと思います。
練習
ここでは、実行結果が確認できるように、変数を「〇と言う」で表示させます。
mBlockに以下のコードを入れて、実行してみましょう。
import time
score = 0
for count in range(3):
score = score + 1
sprite.say(score)
time.sleep(1)
※「time.sleep(1)」は、1秒待つ
実行結果
変数が、0、1、2、3と変化したのに合わせて、「1、2、3」と言いました。
すべてのスプライト用
次に「すべてのスプライト用」です。
これは、どのスプライトでの使える変数で、スプライトで共有される変数になります。
※ 2023年10月現在の状況で、機能が不安定でうまくいかないことがありますので割愛します。
まとめ
以上になります。今回は、変数について扱いました。
実際にコードを打ち込んで試していくと、コーディングを自然に覚えられます。