「聞いて待つ」ブロックの使い方
スクラッチのブロックの中に、「聞いて待つ」ブロックがあります。
これを使うと、ユーザーの入力を待つ状態となり、入力が完了すると、入力されたデータをプログラムで利用することができます。
参考に下のプロジェクトを用意したので、どんな動きになるか実行してみてください。
入力待ちの枠に言葉を入れると、それをセリフとして「ケンちゃん」が言います。
入力待ちの状態する
「調べる」カテゴリーの中にある「~と聞いて待つ」ブロックを使います。
これを「ずっと」と組み合わせて、下のようにプログラムを作ります。
このとき「好きな言葉を入れてね」に変えておきます。
これで実行すると、下の方に入力枠が出てきます。
入力した文字を取り出す
同じく「調べる」カテゴリーにある「答え」ブロックを使います。
これを「〇と2秒言う」ブロックと組み合わせて、下のようにプログラムを作ります。
ここで入力枠が出てくるので、「こんにちは」と入れると、ケンちゃんが「こんにちは」と言います。
「答え」ブロックには、入力待ちで入力した文字が保存されています。なので、「答え」ブロックを「言う」ブロックにつなげると、保存されているその言葉を取り出して、セリフとして表示させることができます。
まとめ
以上になります。多少独特な使い方をしますが、プログラムの実行中に文字を入力することできるので、クイズなどの言葉に関連する作品を作る上で幅が広がります。今回の記事で覚えていきましょう。