クローンとは
スプライトのコピーを作ることです。
イメージとしては、たい焼きです。鋳型があって、そこに生地を入れるとたい焼きの実体ができます。
鋳型がスプライトで、たい焼きの実体がクローンです。
クローンを扱うときは、本体ではなく、クローンを動かします。手順としては、一旦スプライト本体のクローンを作り→クローンを動かす、という流れになります。
参考に下のプロジェクトを用意したので、どんな動きになるか実行してみてください。
ケンちゃんをクリックすると、クローンが作られ、適当な方向に進んでいきます。
クローンを作る
「制御」カテゴリーの中にある「自分自身のクローンを作る」ブロックを使います。
「このスプライトが押されたとき」に、クローンを作るようにします。
クローンを動かす
このままでは、実行してもよく分かりません。本体もクローンも、全く同じ大きさだからです。
ここでは、クローンの大きさは小さくし、さらに適当な角度に向けてずっと進ませてみます。下のプログラムを入れてみてください。
ここで押さえておきたいのは、クローンは必ず削除してください。クローンしすぎると、メモリをたくさん使って、パソコンが固まってしまうことになります。「このクローンを削除する」ブロックで削除します。
まとめ
以上になります。クローンは、本体のコピーのようなものです。ゲーム作成に必須のものなので、ここで使い方を覚えてきましょう。