完成品の確認
準備をしよう
下のURLをクリックして、スクラッチを開いてください。
https://scratch.mit.edu/projects/810557742/editor
プログラミングする
「足場」のプログラム
今回は、先に「足場」を作っておきます。
初めの設定、クローン
下のプログラムを入れて下さい。
初めの設定で、少し大きくしておき、ケンちゃんに隠れないように「最前面」にしておきます。またクローンなので、本体は隠しておきます。
その後、1秒ごとにクローンを作っていきます。
クローンを右から左に流す
下のプログラムを入れて下さい。
「x」は「280」の位置、「y」は高さがバラバラになるように乱数で設定し、そこから左端までずっと左に流しています。
変数「速さ」を使っていることに注意してください。この後、この変数を制御していきます。
変数「速さ」を制御する
下のプログラムを入れて下さい。
変数「タイム」は、あとで「ケンちゃん」の中でタイマーとして作ります。
変数「速さ」はこの「タイム」によって、4段階に変化していきます。「もし~でなければ・・」ブロックを使うことで、このように分岐を作れます。
プログラム確認
緑の旗を押して、動きを確認してください。以下が確認できればOKです。
- 「足場」が右の方から左に流れていく
- クローンのため、同時に複数の足場が出てくる
「ケンちゃん」のプログラムはこれで完成です。
「ケンちゃん」のプログラム
初めの設定
下のプログラムを入れて下さい。
初めの設定では、一旦上の方に位置を決めておきます。その後、ずっと「足場」に触れてなければ下に落としています。2秒後に落とすことで、「落ちるんだな」とプレイしている人に認識してもらえるようにしています。
下の方についたらゲームオーバー
さきほど「ずっと」の中に、下のプログラムを入れて下さい。
左右キーで動かす
下のプログラムを入れて下さい。
スペースキーで、ジャンプする
下のプログラムを入れて下さい。
y座標を「20」ずつ変えるのを、「10」回繰り返しています。
y座標を「200」変える、としてしまうと一気に上に上がってしまうので、繰り返して分けることで、ふわっとジャンプするようにできます。
「もし足場に触れたなら」を入れているので、足場に触れていないとジャンプできないようにしています。これで2段ジャンプをできないようにしています。
タイマーを作る
変数「タイム」を「0」から始めて1秒ごとに上げています。
下のプログラムを入れて下さい。
プログラム確認
緑の旗を押して、動きを確認してください。以下が確認できればOKです。
- 左上からスタートして、下に落ちていく
- 「足場」で止まり、スペースキーでジャンプできる
- 左右キーで動かせる
- 画面の下のほうまで落ちると、ゲームオーバー
- タイムが「0」からどんどん上がっていく
- タイムが「0~10」→「11~20」→「21~30」→「31~」の4段階で、「足場」の速さが速くなる
「ケンちゃん」のプログラムはこれで完成です。
おめでとうございます。これでゲーム完成です。
すべてのプログラム(完成コード)
リミックスのポイント
「ケンちゃん」のジャンプの高さを変える
下の数字を変えてみましょう。「ケンちゃん」のジャンプの高さが変わります。
「足場」の流れる速さを変える
下の数字を変えてみましょう。「足場」の流れる速さが変わります。
今回は、中級の第4回ということで、「横アスレチックゲーム」を紹介しました。次回もお楽しみに♪