Scratch【中級】

【中級者向け】横アスレチックゲームの作り方(第4回)

対象:中級者向け
ブロック数:66こ

完成品の確認

操作方法

左右キー:左右に動く
スペースキー:ジャンプ

右から足場がたくさん出てくるので、落ちずにうまく渡っていきます。どのくらい落ちずにいれたかを競います。

準備をしよう

下のURLをクリックして、スクラッチを開いてください。
https://scratch.mit.edu/projects/810557742/editor

プログラミングする

「足場」のプログラム

今回は、先に「足場」を作っておきます。

初めの設定、クローン

下のプログラムを入れて下さい。

初めの設定で、少し大きくしておき、ケンちゃんに隠れないように「最前面」にしておきます。またクローンなので、本体は隠しておきます。

その後、1秒ごとにクローンを作っていきます。

クローンを右から左に流す

下のプログラムを入れて下さい。

「x」は「280」の位置、「y」は高さがバラバラになるように乱数で設定し、そこから左端までずっと左に流しています。

変数「速さ」を使っていることに注意してください。この後、この変数を制御していきます。

変数「速さ」を制御する

下のプログラムを入れて下さい。

変数「タイム」は、あとで「ケンちゃん」の中でタイマーとして作ります。

変数「速さ」はこの「タイム」によって、4段階に変化していきます。「もし~でなければ・・」ブロックを使うことで、このように分岐を作れます。

プログラム確認

緑の旗を押して、動きを確認してください。以下が確認できればOKです。

  • 「足場」が右の方から左に流れていく
  • クローンのため、同時に複数の足場が出てくる

「ケンちゃん」のプログラムはこれで完成です。

「ケンちゃん」のプログラム

初めの設定

下のプログラムを入れて下さい。

初めの設定では、一旦上の方に位置を決めておきます。その後、ずっと「足場」に触れてなければ下に落としています。2秒後に落とすことで、「落ちるんだな」とプレイしている人に認識してもらえるようにしています。

下の方についたらゲームオーバー

さきほど「ずっと」の中に、下のプログラムを入れて下さい。

左右キーで動かす

下のプログラムを入れて下さい。

スペースキーで、ジャンプする

下のプログラムを入れて下さい。

y座標を「20」ずつ変えるのを、「10」回繰り返しています。

y座標を「200」変える、としてしまうと一気に上に上がってしまうので、繰り返して分けることで、ふわっとジャンプするようにできます。

「もし足場に触れたなら」を入れているので、足場に触れていないとジャンプできないようにしています。これで2段ジャンプをできないようにしています。

タイマーを作る

変数「タイム」を「0」から始めて1秒ごとに上げています。

下のプログラムを入れて下さい。

プログラム確認

緑の旗を押して、動きを確認してください。以下が確認できればOKです。

  • 左上からスタートして、下に落ちていく
  • 「足場」で止まり、スペースキーでジャンプできる
  • 左右キーで動かせる
  • 画面の下のほうまで落ちると、ゲームオーバー
  • タイムが「0」からどんどん上がっていく
  • タイムが「0~10」→「11~20」→「21~30」→「31~」の4段階で、「足場」の速さが速くなる

「ケンちゃん」のプログラムはこれで完成です。

おめでとうございます。これでゲーム完成です。

すべてのプログラム(完成コード)

リミックスのポイント

「ケンちゃん」のジャンプの高さを変える

下の数字を変えてみましょう。「ケンちゃん」のジャンプの高さが変わります。

「足場」の流れる速さを変える

下の数字を変えてみましょう。「足場」の流れる速さが変わります。

今回は、中級の第4回ということで、「横アスレチックゲーム」を紹介しました。次回もお楽しみに♪

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