準備をしよう
下のURLをクリックして、「paiza.IO」を開いてください。
https://paiza.io/ja/projects/new
学習内容
変数とは
変数とは、データを一時的に保存するためのメモリ領域です。
学習上のイメージとしては、「空箱」です。ここにデータを入れておいたり、取り出して使ったりすることができます。
データの代入
変数を作成し、その中にデータを入れます(「代入する」といいます)。
他の言語の場合、変数の定義(宣言)と代入が別であることが多いですが、Pythonの場合は変数に値を代入したときに変数が定義されます(同時に行います)。
イメージ
「aisatsu」という空箱に、”こんにちは”を入れます。
書き方
以下のように書きます。
- 保存するデータです。文字列データの場合は、必ず「”」(ダブルクォート)を文字の最初と最後に入れます。「”」がないと、データとして不適切で、エラーになります。
- 「=」(イコール)です。これで右の”こんにちは”の文字列を、左の変数に代入します。
- 変数です。ここでは「aisatsu」という変数名をつけています。ここに文字列「”こんにちは”」が保存されます。
※ Pythonでは、文末の「;(セミコロン)」は不要です。
※ Pythonでは、変数定義時に「let」などのキーワードは不要です。
練習
paiza.IOに、以下のコードを入れて下さい。
aisatsu = "こんにちは"
データの取得
変数の内容を取得します。
ここでは、確認のため取得した値を表示します。print()を使います。
書き方
以下のように書きます。
- 「print()」で、()内のデータをコンソール画面に表示します。
- 変数名を入れると、変数の中に保存されているデータを取得(参照)することができます。”こんにちは”が取り出されるので、「こんにちは」と表示されます。
練習
paiza.IOに、以下のコードを入れて下さい。
print(aisatsu)
実行結果
コードを実行してみましょう。
こんにちは
コード全体
練習
aisatsu = "こんにちは"
print(aisatsu)
実行結果
こんにちは
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まとめ
以上になります。今回は変数についてお伝えしました。
変数は、プログラミングの基本のきほんです。概念と使い方を理解したら、どんどん自分で書いてみてください。自然と身についていきます。